八(はち) 企業版-仕事でつかえるパソコンのスキル #Case 001

導入 でも~まずは一(いち)から

オンラインですが依頼をうけて八デジタルの寺子屋(ハチ)がスタートしています。社長は受けずに社員を教育してほしいという依頼でした。会社が3つあるグループ会社の4名で開始。

最初は寺子屋一(いち)を1ヶ月間に3回にわけて開催。ここで、各自のスキルを見極めながらスキルアップをします。デジタルの寺子屋一(いち)は私と受講者がコミュニケーションがとれる状態にするのが目的です。なので、グーグルの使い方、ファイル共有の仕方、スラックの導入などが必須になります。


そして八(はち)を開催します。 今回の案件、社長はパソコンスキルもないのですが、なにもわかっていない状態だからスタッフから提案がくるようになればというのが希望でした。

業種はグループなので工事関係、自動車関係と内容は様々です。ただ、総務経理はグループでひとつにまとめたいというのは希望のようです。

一(いち)を開催したあとに、社長と社員がヒアリング、そして私とヒアリングをして方向性を調整します。

思惑通りではない!社長との対話

最初のヒアリングは社長の思惑通りではないということで、説明に苦労しました。まだ提案がないと(笑) そんなすぐにできるわけがない・・・

一(いち)は下地をつくるための作業です。スキルアップは確実にできていますが、デジタルのスキルアップと提案とかはまったく別能力になりますからね。そのあたりを丁寧に説明して、「たしかに・・・」とご理解いただきました。それ以前の問題ですからね・・・。

仕切り直しで八(はち)を開催

そして八(はち)を開催していきます。社員さんには社長さんとの話、想いも伝えながら進めます。八(はち)は何回あるということが決まっておらず、ヒアリングして、道筋たてて、伴走するというタイプです。必要であれば何回でもですが、いつか必要がなくなります。

マイクロソフトとグーグルとそしてプレゼン資料と

会社はマイクロソフトチームスを使っているという話がありましたが、ヒアリングするとその使用頻度は限定的であり、パソコンがいらない人もいるというお仕事です。なのでマイクロソフトチームスが絶対に必要な場面と、無料で使えるグーグルの範囲を整理するところから始めます。
今回の場合はある一機能を使用するためにチームスに費用を払っていました。まずはそこをやめて無料でできる代替案に変更します。同時に社長にプレゼンできる用マニュアルを作成しつつ、資料づくりも行います。

しかし、もっと大事で重要なことは、今社員間のコミュニケーションツールがバラバラであるという点です。そこを1つにまとめること、そして、各自のパソコンのスペック、状態を知ること、同時に社員管理表をつくることなどが道筋として見えてきました。

八(はち)の特徴

八の特徴は、道筋をみつけて、システムを構築し、運用すること。これらを社員自ら構築していきます。大概が、社員さんのデジタルスキルがアップすれば無料でできるんではないかと。実践型コンサルといったほうがわかりやすいかもしれませんね。そのシステムを企業は高額な業務管理システムを入れがちなんですが、そもそも社員さんのパソコンスキルが高くないからほぼシステムのリソースは使えず・・・ 失敗という話はたくさんあります。 八(はち)そこなんです。 たぶん受講していけばどんなシステムもハードルなく使える人材を育てることができますそれをやりますか?やりませんか?というお話。

この企業は売上も高いのですがデジタル要素がまったくない中でビジネスとしてここまでやれていることが驚きで、ここにデジタル要素を加えたらさらに成長できるのではないかと考えています。

楽しみですね。

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