(十一)パソコントラブルの軌跡#Case001

パソコンのトラブルは日常茶飯事的に起こります。特に企業においては、「なにもしていないのに立ち上がらなくなった」などがあります。そこから「どこに相談したらよいか?」となります。そういったことでありがたいことに一番に顔が浮かぶのが私だそうで・・・よく電話いただきます。今日だけでも3件あったかな💦デジタルの寺子屋を立ちあげたのもこういった背景がそのうちのひとつだったりしています。で、みんな勉強しましょうよってことなんですがトラブルまではメニューになかったので。病院と一緒でパソコンなどはかかりつけの医者が必要なのですが・・・ ということでPCトラブル対応 十一(じゅういち)ができました(笑)
私が体験したことがないトラブルも多くあり私も調べながらの対応になります。

あなたのコンピューターはしまいこまれました

パソコンから突然音声で言われます。 慌てますよね。 お知り合いのK社長から「山田さん朝からごめーん、パソコンが急に・・・」と言われてる後ろから女性の機械的な声で「あなたのコンピューターはしまいこまれてしまいました」まぁまぁな音量で・・・なんだ、その日本語は・・・

まぁこれは詐欺で、この電話番号にかけてください。って書いてあって、そこに電話をかけると怪しい人が「このソフトをインストールしてください」といって、インストールさせてハッキングするとう流れのものです。ちゃんとって言ったらおかしいけどオペレーターもいるんですよね・・・高齢者の方がこれにひっかかるそうで、テレビや各都道府県の警察からも案内がでてたりしますよね。

なんとかしてくれ!はわかるのですが、私もそのパソコンがどんな状況かわからないですからまずは状況確認から始めるんですね。そのあたりを防ぐために八(はち)企業版-仕事でつかえるパソコンのスキルがあったりします。最初に会社にあるPCのスペックやパスワードを管理、遠隔操作ができるところから始めるので、これがあるといろいろ対応しやすいのですが知り合いのK社長はまだ未対応だったので・・・

作業工程

ネットにつながったままだとなにかされるといけないので、wi-fiを切ってもらう必要がありますのでまずはwi-fiの電源を抜いてもらいました。そこからの会話です。

私:「まずは、パソコンの電源切ってください」
K社長:「電源きれませんー。電源ボタン長押ししても無理です。」
私:「ノートですか?デスクトップですか?」
K社長:「ノートです!」
私:「ではコンセント抜いてもらって、背面にバッテリーがあると思うので抜いてもらえますか?」
K社長:「バッテリーありません!」
なるほど、バッテリー内臓タイプね・・・。それすらわからないから手探りです。

全画面がそうなってるのでなにも触れないと・・・なのでWi-Fiも電源抜くしかない。その間も音声だけは響いている。wi-fi切ってるのでそれ以上なにか起こることは想定しづらいと思いつつも。うーん、どうしたらいいんだろう状態。まずはキーボードで音声を下げてもらいました。(笑)そこで気づきました。あれ?マウスはむりだけどショートカットキーは使える!

そこに気づいたのでタスクマネージャーをショートカットキーをのボタンをレクチャーしつつ立ちあげてもらい、今立ち上がっているプログラム聞いて、名前を読みあげてもらい、怪しいやつがいたのでそれを終了してもらったらとりあえずはおさまりました。

その後画面操作はできたのでシャットダウン。その状態でパソコンを回収しにいき、会社に持ち帰りチェックしました。

もちろん検索して症状なども確認しての判断ですが、今回の場合1次被害で食い止めれたので、念のためPCの中身を検査しましたが問題がなかったのでとりあえず終了です。

デジタルの寺子屋のコンテンツって・・・実は・・・

デジタルの寺子屋のコンテンツ 0(ゼロ)から今回で十一(じゅういち)まで増えましたが実は日々私のところにくるパソコンに関する相談をコンテンツ化した内容になります。その量は私が記事にしていないだけで相当あります。今回は社長に了解をもらって記事にさせていただきましたが、急に、突然そうなったときに対応できるよう、基本的なデジタルの素養はこれからもインストールし続けたいと思います。

ぜひ、デジタルの寺子屋へ。

デジタルの寺子屋コンテンツ

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