デジタルワーカーを育てることで気づいたこと

一応私の会社はネット販売の会社で、デジタルの寺子屋を始めて、さらにデジタルフリースクールをやる!と言っていることに「なぜ?」と多少の驚きで迎えられていると感じています。そのへんは全部つながってくるのですがそのあたりを丁寧に解説しておこうと思います。

そもそもはまだなにも決まっていない構想段階からそういったことを口にするようになりました。私というか、ビジネスにはある種哲学をもっているのですがまずは「口にだすこと」、「説明を繰り返すこと」で話す内容が磨かれると思っています。これらはビジネスの初歩としてもよく言われることなんですが身をもって体感していることで実践しています。ただ、最初のほうに聞いた人はクエスチョン多かっただろうなと思います。その時は繋がってなかったので。

デジタルワーカーをイチから育てようという話は触れましたが再掲すると、ようは八尾の河内山本はデジタルに卓越した人がくる場所ではないということです。また、いたとしても今ではなく、まだもう少し後かなと感じます。働きたくても働けない方がいるならその方をイチから育てたらいい。ほんとうにそれだけでした。で、実際に約2年SHIBUはパートとして勤務してくれています。本人はあまりピンとはきてないようですがその成長は私が「これはいける」と判断するには十分な結果として今にいたります。そして、もう一人ぐらいはじっくり育てていけたらいいなということで、SHIBUと何気に話をしている時に気づきます。

「そんな人はいないんじゃないか」

私は常々言っているのですが「今じゃなく5年、10年先を見て」と。これの意味するところは今は、いろいろ覚えたりしないことも多くて大変だけど、これを5年、10年続けることで、子供が大きくなって、働ける自由な時間ができたときにパートじゃなく、デジタル人材で即戦力、正社員で働く力をもつことができる。これは間違いないと思います。

ただSHIBUからは「凄いいいことだし、その通りだとは思いますがそんな人がいるかどうか・・・」

えっ?どういうことって聞き返すと

「働きたくても働けない人は生活から必死です。なので、お金も稼がなきゃならない、それならば頭を使うことよりも単純作業や今慣れていることをして、仕事が終わったら家のことができるぐらいの余力がないと・・・」

たしかにそうですよね。

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